この記事では、更新プログラムKB5053657の更新内容について解説していきます。
更新プログラムKB5053657は、バージョン23H2でインストールできるセキュリティを含まないプレビュー版となっています。
プレビュー版更新プログラムは、通常のアップデートより先行して行われ、追加する機能や不具合修正をテストするためのものです。
追加される機能が少しだけ早く使える他に、既存の不具合が修正される一方で、この更新プログラムが原因で新たな不具合が生じる可能性や、追加される機能が正しく動作しないこともありますので、無理にインストールする必要はありません。
今回インストールしなかった場合は、4月9日のWindows Updateで正式にインストールされる予定です。
また、この更新プログラムで追加される機能や修正される内容は、インストールした後すぐに反映されるものもあれば、国や地域、使っているPCによってタイミングが異なるため、これから解説するもの全てがすぐに反映されるわけではない点について注意してください。
それでは、更新内容を解説します。
※一部機能を確認できなかったものは省いてます。
- Microsoftアカウントでログインしている場合、これまで「設定」の「アカウント」画面に表示される「姓」と「名」が逆に表示されていたものが修正されました。
- 「システム」の「バージョン情報」画面に、使用しているPCのストレージ、グラフィックスカード、メモリ、CPUの仕様が表示されるようになりました。
- タッチキーボードにコントローラー用のキーボードレイアウトが追加されました。
このレイアウトを使うことで、コントローラーから文字を入力できるようになります。
レイアウトを変更するには、タッチキーボードを開いて、左上の歯車アイコンをクリックします⇒メニューが表示されるので「キーボードレイアウト」にカーソルを合わせます⇒隣に表示された「ゲームパッド」を選択するとレイアウトの変更ができます。 - 特定のアプリからデータをコピーするときに、IMEやタッチキーボードなどを管理するプロセス(ctfmon.exe)が応答しなくなる不具合が修正されました。
- タスクマネージャーで表示されるCPU使用率を、プロセス、パフォーマンス、ユーザーでそれぞれ別々に計算するようになりました。
また、タスクマネージャーで表示されるCPU使用率の計算方法が特殊で、サードパーティ製のアプリと異なっていましたが、サードパーティ製・業界標準に準拠するようになりました。
以上が、今回の更新プログラムKB5053657の更新内容となります。

管理人
今回は以上となります。お疲れ様でした。
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