今回は、更新プログラムKB5053598で発生している不具合について解説していきます。
更新プログラムKB5053598で現在発生している不具合としては次の通りです。
- エラー(0x800F0991、0x800f081F、0x800F0993など)で更新プログラムのインストールができない。
- 更新後にスリープから正常に復帰できなくなる。
- 更新プログラムをインストールした後も、再度更新プログラムのインストールが開始されてエラーになってしまう。
- 更新後、定期的にリモートデスクトップ接続のセッションが切断されるようになる。
- 更新後、PCに負荷がかかっていなくても画面やマウスがフリーズするようになる。
- 更新後、ブルースクリーンが発生するようになったり、PCが正常に起動しなくなる。
これらの不具合が全てのPCで発生するわけではありませんが、KB5053598をインストールした後にPCの挙動がおかしくなったり不具合が発生した場合は、更新プログラムをアンインストールして不具合が解消されるか確認してください。
アンインストールするにはWindows Update画面から「更新の履歴」をクリックします。
画面下へスクロールしていき「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。
KB5053598の項目右側にある「アンインストール」をクリックします。
確認ダイアログが表示されるので、もう一度「アンインストール」をクリックします。
アンインストールが開始するので、完了するまでしばらく待ちます。
再起動後に不具合が解消されたか確認してください。
また、この更新プログラムは必須アップデートとなっていて、そのままにしておくと自動的にインストールされてしまいますので、更新の一時停止を行っておきましょう。
スタートや設定が開けない場合のアンインストール手順
次はスタートメニューが開けない場合や、設定が開けない場合に更新プログラムをアンインストールする手順を解説します。
Ctrl+Alt+Deleteを押して、画面右下の電源アイコンをクリックします。
メニューが出るのでShiftを押しながら「再起動」をクリックします。
再起動後は、オプションの選択画面になるので、トラブルシューティングをクリックします。
詳細オプションをクリックします。
「更新プログラムのアンインストール」をクリックします。
「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。
確認画面が出るので、「品質更新プログラムをアンインストール」をクリックします。
これで一番最後にインストールした更新プログラムKB5053598をアンインストールします。
アンインストールが完了したら、オプションの選択画面で「続行」をクリックします。
起動後は、不具合が解消されたかを確認してください。
最後に、Windows Update画面で「更新の一時停止」を忘れずに行っておきます。
以上がKB5053598で発生している不具合と、アンインストールの方法になります。

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