この記事では、今月行われたWindows Updateの、KB5050009とKB5050021で発生している不具合についてご紹介していきます。
概要
2025年1回目のWindows Updateですが、いくつかの不具合が報告されています。
まず1つめは、更新後に一部のBluetoothオーディオ機器が機能しなくなる問題で、2つめはHP(ヒューレッド・パッカード)製のPCやモニターに搭載された内蔵カメラ、Insta360製のWebカメラがエラーによって使用できなくなる問題です。
この2つの問題は、バージョン24H2の更新プログラムKB5050009で発生しています。
最後の3つめは、USBオーディオインターフェイスが機能しなくなる問題で、この問題は23H2と24H2のそれぞれの更新プログラムを適用以降発生しています。
更新後、もしこれらの不具合が自分のPCで発生した場合は、更新プログラムをアンインストールして、不具合が解消されるか確認してください。
更新プログラムのアンインストール
更新プログラムをアンインストールするには、「設定」から「Windows Update」をクリックします。
次に「更新の履歴」をクリックします。
「更新の履歴」を開いたら下にスクロールしていき、「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。
そして、この画面ではバージョン24H2の場合は「KB5050009」、バージョン23H2の場合は「KB5050021」の右にある「アンインストール」をクリックします。
確認画面が出るので、もう一度「アンインストール」をクリックします。
これで更新プログラムのアンインストールが開始するので、完了するまで待ちます。
アンインストールが完了したらPCを再起動して、再起動後に不具合が解消されたかを確認してください。
Windows Updateの一時停止
このままだとアンインストールした更新プログラムが自動的にインストールされてしまうので、更新の一時停止を行っておきます。
「スタート」から「設定」を開きます。
「設定」を開いたら、左側メニューから「Windows Update」をクリックします。
「更新の一時停止」から停止する期間を選択します。
これで指定した期間までWindows Updateを一時停止することができます。
コメント