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【CentOS Stream 9】セキュリティ設定

ユーザー作成

まず新規ユーザhogehogeを作成して、sudo権限を与えます。

 

ユーザhogehogeのパスワードを設定します。
コマンドを入力するとパスワード設定のための対話が始まります。

 

rootログインの禁止

hogehogeユーザでssh鍵認証ログインができるようにして、rootでのログインができないようにしていきます。

 

hogehogeユーザでの鍵認証ログイン設定用のディレクトリを作成します。

 

ディレクトリへのアクセス権を適切に設定します。

 

鍵認証ログイン設定ファイルを編集します。
次のコマンドを入力してviエディタで設定ファイルを開きます。

 

ファイルの中から次の項目を探して、それぞれを編集していきます。

 

設定を書き換えたら保存してsshdを再起動します。

 

今のターミナルはそのままで、別ウィンドウのターミナルを立ち上げます。
別ウィンドウで立ち上げたターミナルでは、当然まだssh接続されていないはずです。
そこで、このターミナルでssh接続確認を行います。
※別ウィンドウで立ち上げず、ssh接続を一旦切って再接続を試みても良いですが、設定に誤りがあった場合に二度とssh接続できなくなるので注意が必要です。

上段のコマンドでログインできず、下段のコマンドでログインできれば設定完了です。
ログインに成功したら、確認用に開いたターミナルはexitを実行して接続を切っておきます。

 

ssh接続ポートの変更

デフォルトではssh接続用のポートは22になっていますが、このポートは当然開いているものだと知れ渡っているため不正アクセスしようとする輩が集まりやすくなっています。
そこで、22番ポートは閉鎖してしまい、代わりに別のポートを開放する処置を行っておきます。
代わりのポートは1024~65535番が推奨されている様ですが、仮に20000だとして話を進めていきます。
20000以外を選んだ場合は、今後の20000の部分を選んだ番号に読み替えるとともに、パケットフィルタのカスタムポートの番号もその番号に変更しておいてください。

 

ポート番号の使用状況を確認するためにlsofをインストールします。

 

選んだポート番号が使用可能かどうかを確認します。
何も表示されなければ使用可能です。
もし使用中だった場合は別のポート番号を探してください。

 

使用可能のポートが見つかったら、設定ファイルを書き換えて保存します。

 

firewallコマンドでポート20000を開放します。

 

また別ウィンドウのターミナルで接続確認を行います。

上段のコマンドでログインできず、下段のコマンドでログインできれば設定完了です。

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