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【CentOS Stream 9】DDNSクライアントツール「DiCE」Linux版の使用方法

DiCEはDDNSサービスにアドレスを通知するツールです。

多くのDNSサーバーは、定期的にIPアドレスを通知しないとサイト閲覧ができなくなってしまいます。
このツールを使うことにより、定期的にIPアドレスを通知したり、IPアドレスが変わるごとに通知したりできる様になり、自宅サーバー運用では必要不可欠と言っても過言ではないツールになります。

DiCEのインストール

DiCEのダウンロードとインストール

 

DiCEの設定

nkfをインストールする

DiCEの出力文字はEUCのため文字化けしてしまうので、UTF-8に変換するためにnkfをインストールしておきます。

 

ld-linux.so.2をインストールする

このファイルがないとDiCEは動作しません。
DiCE実行時に動作しない場合は、ほぼ間違いなくこのファイルが存在していません。

 

glibc.i686をインストールする

64bitOSで32bitソフトのDiceを動かすため下記をインストールします。
ld-linux.so.2をインストールしても動かないときにインストールしましょう。

 

DiCEを起動する

DiCEを起動する

DiCEの起動オプション

 

DiCEの基本設定を行う(初回のみ実行)

 

IPアドレスが検出できなかった場合

 

イベントの追加

DNSサービスはMyDNS.JPとして進めます。

 

IPアドレス更新イベントを実行

 

DiCEの自動起動設定

/etc/rc.d/rc.localを開き最下行に/usr/local/bin/DiCE/diced -d -lを追記します。

 

/etc/rc.d/rc.localに実行権限を付与します。

 

再起動して動作を確認します。

 

/usr/local/bin/DiCE/diced -d -lが動作していることを確認して設定完了です。
お疲れ様でした。

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